


某ビル新築工事プロジェクトにおいて、SPC(特別目的会社)の代理として、レンダーや投資家への報告及び、承諾を頂く業務を行いました。また、プロジェクトのEXIT までの資金計画の策定やAMレポートの作成等も業務の一つでした。その他竣工後の建物の保守・修繕に伴う、コスト及び技術面でのアドバイスを建物管理者であるPMへ行いました。

この仕事ではあらゆる事をコントロールしなくてはいけません。金融機関・弁護士・会計士・不動産会社など、様々な関係者と協議する必要があり、ひとつの会社を経営していくことと何も変わりません。そこに関わる多くの関係者をマネジメントし、ひとつのゴールへ導くというのは、大変難しい反面大きなやりがいを感じています。

この業務に携わると、様々な関係者が登場します。受託者、受益者、レンダー、TK(匿名組合)、設計者、ゼネコン…。皆の思いや方向性は様々です。1つのプロジェクトを成功させるため、関係者と協議を重ねることでイメージを共有し、同じ方向に向かってプロジェクトを進行する。その結果ALLWIN になっていく様はやっぱり楽しいですね。

前職では施工管理を行っていました。そのため工事中に、施工条件の変更に伴い工事金額がめまぐるしく変わる中、慌てず情報管理をすることができました。さらに、工事のスケジュールの予測及びリスク管理も抵抗無くこなす事ができました。それと、一級建築士の資格を取得していた事で法的な知識も役に立ちました。

多くの関係者、多くの情報をマネジメントする必要があるので、情報整理が得意な人は向いていると思います。事の本質を理解し、多くの情報からリスクを判読するスキルの重要性をいつも感じています。あとは金融(税金)の知識や不動産の知識があることはプラスになるでしょう。また、デベロッパー(不動産会社)でのコスト管理や市況を把握するノウハウも大きく活かすことが出来ると思います。