


某会社の工場移転に伴い新築工場を建設するプロジェクトに携わりました。資金調達支援、土地契約業務、設計監理業務、発注業務、機械メーカー等との調整業務、官公庁との協議、建築確認、開発許可申請業務など工場を建設するにあたり必要だと思われるあらゆる業務を行いました。施工中は設計変更による工事金額の増減を把握し、また潜在リスクが顕在化する前に損失などを回避、もしくは低減させるといったリスクマネジメントを行いました。

計画を進めるにあたりコスト、遵法性、技術的な実現可能性、事業計画の実効性等、考えられることを俯瞰的にリストアップした上で、プロジェクトに関わる人と協議し、一つひとつの課題に対して最善の解を導き出すことが醍醐味ではないでしょうか。

一つの課題に対して一つの解が出る。でも全体調和の視点に立ってみると、それは必ずしも100%正解な解ではなかったりします。そこからさらに考えるという繰り返しで、的を射た解を導き出すという作業はとても苦しい作業ですが、関係者の賛同を得た時に楽しいなと感じる事が多いです。

設計業務を行っていましたが、その経験は確実に役に立ちました。何も無いところから形あるものを創っていくという設計のプロセスを知っているのは強みです。設計をする上で様々な制約を一つひとつクリアしていくには、忍耐と情熱が必要だと思います。色々な関係者が登場し交差する利害関係を一つひとつ整理し、本来の目的に近づけるマネジメント業務にもやはり忍耐と情熱が必要不可欠だと思います。そういった意味では、設計で培った経験が活かせていると思います。また、関係する公的機関との協議も経験がありましたので、コツやノウハウなどを活かすことができました。

あきらめることなく、現状に満足せずに進んでいける行動力がある人、人と接する機会が多いので、率先して人と触れ合う事が好きな人が向いていると思います。プロジェクトに関わるそれぞれの人の立場を考え、まとめ役として活躍したい人は適任でしょう。